中野への想い
次世代の子供たちに『みずみずしいリンゴ』を渡したい。

東京の最も弱点である木造密集地域の解消事業である「2020年の東京」へのアクションプログラム2013事業として、都内12か所を不燃化特区としてモデル指定しました。中野区においては弥生町3丁目周辺地区大和町中央通り、そして特定整備路線として補助227号線を指定いたしました。

【中野区内不燃化特区】

『弥生町3丁目周辺地区』
現在の取組状況

弥生町3丁目周辺地区の防災まちづくりに都営川島アパートの跡地を活用し、中野区と東京都とURと共同実施をする。
・平成26年度予算に計上していく。
・権利者に11月に説明会実施。
その後、各権利者宅へ職員が訪問(11月~12月)
・2月に事業に対する説明会・支援パンフレットを配布予定

『大和町中央通り(227号線)』現在の取組状況

227号線を特定整備路線とし整備する事により木造密集地域である「大和町・野方地域」の防災性の向上を図る。
・地元の方々と勉強会「大和町まちづくりの会」をつくり8月より定期的に会合。
・説明会として8月に大和町地域防災まちづくり説明会を実施。
・新年から特区の取組みについて都と区で調整。


木造密集地域・中野区の取組み

『上高田地区』

西武新宿線沿線まちづくり課は西武線の連続立体交差事業に合わせ新宿区と協議をしながら補助220号線(早稲田通り~新青梅街道一部新宿区)現況測量の説明会を開催したところであります。この路線も上高田2丁目地区の木造密集地域の防災的な大きな支えになるものであります。


中野の街は、早くから街が構成された南部地域や妙正寺川・神田川流域の木造住宅密集地域と後発の北部地域からなっている。中野区を南北に分けるように中央線が横断している。中野区MAP
中央ライン
① ②
中野駅周辺の開発は、二度と得ることが出来なすチャンスであります。北側には、警察大学跡地・中野区役所・サンプラザ・中野体育館。
南側には、駅前ターミナル・JK(住宅供給公社)JR(旧国鉄)・桃ケ丘小学校・中野第九中学校・中野郵便局・中野保健所。
目先の開発ではなく、今後50年100年を見据えた、東京の中心の一つとした中野の核づくりが必要であります。
東中野駅周辺は、タクシー1台止まる事が出来ない駅に、駅前広場の建設に合わせて、民間開発が進むと考えられます。

北部ライン③ ④ ⑤ ⑥ ⑦
西武新宿線沿線には、5つの駅を擁しています。現在、中井(新宿区)から野方までの連続立体交差事業(地下化)が決定しており、それに合わせて、新井薬師駅・沼袋駅の駅前広場と沼袋駅から新青梅街道までの商店街道路が14mに拡幅される都市計画決定がなされたところです。 野方・都立家政・鷺宮駅もいずれ駅を中心とした街づくりが計画され、環境が保たれた小都市が形成していかなければなりません。23区中22番目に区民一人当たりの公園保有面積が少ない中野にとって公園(大規模防災公園)が必要であります。
命を救い、人の心にやすらぎを与える緑を造り上げたい。東京都が中野に力を貸しながら、中野の街を緑あふれる街にしていきます。

⑧哲学堂公園(現存)⑨平和の森公園(現存)⑩中野工業実習棟(今後計画)⑪都営鷺宮住宅(25年・26年整備工事)⑫都営鷺宮西住宅(今後計画したい)⑬警大跡地に1.5haの防災広場(24年4月完成)⑭本町五丁目NTT跡地(仮公園開放中 27年完成)⑮東大付属・海洋研究所(28年完成)⑯本町二丁目郵便宿舎跡地(将来計画)

中野の街を次世代の子供たちに自信を持って渡したい。腐った果実を渡すのではなくみずみずしい果実を渡していきたい。