オリンピック・パラリンピック掲揚式                         2016.9.21
いよいよ東京都都民広場にオリンピック旗とパラリンピック旗が一緒に掲げられました。日本での2020年大会のキックオフであります。



17日間のオリンピック。たくさんのメダルラッシュに日本中が興奮と感激に湧きました。そして引き続きのパラリンピック。日本人アスリートの活躍には、日本国民のすべての人々が衝撃と感動を受けたものと思います。


閉会式でのパラリンピアン達の素晴らしい笑顔。失ったものを求めるのではなく、残された機能を最大限に活かすという理念の元、限界のない可能性への努力、挑戦に、感動の涙を流した人も多かったことでしょう。人々の違いを受入れ共に生きる社会、障害のある人がスポーツを通して社会参加のきっかけを得る場の提供。日本の現状を見ると、まだまだ少ない…。

そこで私が今訴えているのは、東京にある12の特別支援学校、体育館等のスポーツ施設のバリヤフリー化を行い開放すると共に、各区町村での公立小中学校の幾つかは徹底したバリヤフリー化を施し、週に1回位は障害者の人々に優先的に開放していく等の努力が必要であるということです。
招致の時にパラリンピアンの佐藤マミさんが「私はスポーツに救われた」と強いメッセージを世界中に発した事が強く思い出されます。家に籠りがちな障害者がスポーツを得たことにより、社会参加の機会を得、力強く生きていく社会を私たちが造っていかなければならないのです。

これからも、障害を理由にスポーツ施設の利用を断るような社会をなくしていくことに努力していきます。