都内戦災並びに関東大震災遭難者春季慰霊大法要、東京都平和の日記念式典        2016.3.10

東京が焦土と化した東京大空襲から71年、関東大震災から93年の歳月が流れ去りました。戦争の悲惨さ、大震災から得た教訓を心に刻み、この記憶を風化させることなく、後世に語り継がなければなりません。
戦禍、そして震災で犠牲になられた方々のご冥福と、ご遺族の皆様のご健勝・ご多幸を心から祈念申し上げます。


また東京都では、東京都平和の日条例により、3月10日を「平和の日」と定めております。昭和20年3月10日の東京大空襲では、下町を中心とした地域が一夜にして焦土と化し、多くの都民が犠牲となりました。

今日、私たちが享受する平和と繁栄は、こうした重く尊い犠牲の上に築かれてきたものであります。

すべての都民が安心し、真に豊かな生活を送ることのできる平和な社会を構築することが、犠牲となられた方々に対する私たちの責務であると考えます。